2024/9/2
【IT・エンジニア求人】未経験でも英語スキルがあれば転職で有利?
未経験でIT業界に転職したいという人は少なくないでしょう。実は未経験であっても、英語のスキルがあれば有利な転職が可能です。IT業界にはさまざまなグローバル求人があり、英語を活かして活躍できる求人も少なくありません。
この記事では、IT業界未経験でも英語スキルがあれば活躍できる求人例や、グローバル企業を選ぶメリット、必要なTOEICの点数、グローバル求人を選ぶポイントについて解説します。
IT業界のグローバル求人をお探しの人は、グローバル求人サイトの『GitTap』がおすすめです。英語スキルを活かせるさまざまな求人を見つけることができます。
IT・エンジニア未経験でも英語スキルがあれば活躍の場はたくさんある
英語スキルは持っていても、IT・エンジニア業界が未経験だと、IT業界に転職して活躍できるか気になっている人も多いでしょう。
IT業界は未経験から転職する人が多い業界なので、経験がなくても転職することは十分可能です。ただし、仕事をするためにスキルが必須なので、IT知識やスキルを学び経験を積んでいく必要があります。IT知識をしっかりと吸収した上で英語スキルがあるなら、グローバル企業や海外に拠点を置く日本企業などで英語力を活かして活躍できるチャンスがあります。
英語スキルが求められる未経験歓迎求人の例
英語スキルが求められる未経験歓迎のIT求人の例をいくつかご紹介します。
【システム開発求人】
- 職種:システム開発(WEB/オープン系)バックエンドエンジニア
- 勤務地:東京都
- 募集内容:正社員
- 給与:450万円~
- リモートワークの可否:可
- 英語レベル:ビジネスレベル
プロダクトオーナーやメンバーとコミュニケーションを取りながら、開発、テスト、各施策の検討などを行います。JavaによるWebシステム実装経験、AWSの構築・運用経験、チームリーダー経験などが求められます。システム開発経験があれば、Java開発が未経験でもキャッチアップ可能です。
【システム運用】
- 職種:システム運用
- 勤務地:東京都
- 募集内容:正社員
- 給与:650万円~
- リモートワークの可否:可
- 英語レベル:日常会話レベル
システムの技術的な問題の発見・解決、障害検知などのモニタリング環境構築・運用、開発環境や本番環境の運用などを行います。AWS、GCP、Azureなどのクラウドサービスの知識、ネットワークプロトコルの知識、システムの技術的な問題を検知・解決する能力などが求められます。
【ブロックチェーンエンジニア】
- 職種:ブロックチェーンエンジニア
- 勤務地:東京都
- 募集内容:正社員
- 給与:500万円~
- リモートワークの可否:不可
- 英語レベル:日常会話レベル
Rablockブロックチェーンエンジンやそのソリューション開発・サポートに関わります。Java開発経験、RESTによるWebサービス開発経験などが求められますが、業界未経験者の方も歓迎します。
これらのような未経験を募集している求人情報は、実際にグローバル企業求人サイト『GitTap』で掲載されています。
IT・エンジニア求人の中でもグローバル環境の会社を選ぶメリット
英語力がある場合、グローバル環境のIT・エンジニア求人の会社を選べば多くのメリットを得られます。英語力があるエンジニアのメリットは以下の3つです。
参考:エンジニアに重要な英語力とは?レベル別に英語勉強法を解説/Bizmates Blog
応募できる求人の幅や年収で差をつけられる
日本企業だけでなく、グローバル環境の会社を選択肢に入れることで、応募できる求人数や年収の面で条件が良くなる可能性があります。
国内企業とグローバル企業のどちらの条件が良いかはその時の状況によって変わりますが、選択肢は多い方が良いでしょう。選べる求人が増えることで、より年収が高い求人や待遇が良い求人に採用されやすくなります。
海外発のIT・エンジニアに関連する技術の情報に触れる機会が増える
グローバル企業を選ぶことで、海外発のIT・エンジニアの技術に触れる機会が増えるメリットもあります。ITエンジニアにとって重要なのは、常に新しい技術や知識を取り入れることです。IT業界未経験の場合、基本となるIT知識や技術を学ぶことは重要ですが、最新の技術や話題に触れておく必要もあります。
しかし、日本国内の企業だけで働いていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。最新のIT技術は海外で生まれるケースが多いため、グローバル企業に所属していれば最新の技術情報に関わる機会が増えるでしょう。最新技術が仕事で必要なことも多く自然と身につけられるため、スキルアップには最適です。
グローバル環境での文化に慣れることができ、海外への転職が円滑に目指せる
海外企業に転職を考えている場合、グローバル環境で働くことで海外の文化に慣れ、海外企業への転職に有効です。グローバル環境で働くと海外企業とのやり取りや海外顧客との交渉などの経験を積めるため、日本以外の文化や価値観に慣れることができます。
日本企業で日本人としか関わらない場合、海外の文化や価値観、考え方に触れることはほとんどありません。そのため海外企業に転職したいなら、海外の文化や仕事の習慣、外国人の性格などに慣れておく環境に身を置くことが望ましいです。
未経験でも転職で有利になる英語のレベルとは?(TOEIC)
未経験でも英語力があれば、転職が有利になる可能性があります。グローバル企業が採用の基準としているTOEICの点数は、700点以上です。800点あればほとんどのグローバル企業の採用条件を満たし、900点あればより有利に転職できるでしょう。
ここからはどれくらいのTOEICの点数があれば良いのか、点数ごとに具体的に見ていきましょう。
参考:外資系企業で働くにはTOEICは何点以上求められる?/English Lab
【TOEIC600点以上】上場企業が社員に期待するスコア
600点以上の点数は上場企業が社員に期待するスコアであり、英検2級程度の英語を理解できるレベルです。しかし、グローバル企業に有利に転職できるレベルとは言い難いです。
日常生活での会話には困りませんが、ビジネスレベルとは言えません。具体的には、意見を言うことはできてもその理由や背景を詳しく説明することができないでしょう。ビジネスシーンでは意見に背景や李夕を述べることが求められるため、この程度の英語スキルでは交渉などが難しいです。
英語力を武器にしてグローバル企業に転職するには、TOEIC600〜700点は足りないと言えます。IT業界未経験というデメリットを上回るには、もう少し英語力をつけることが必要です。
【TOEIC700点以上】国際部門で業務を遂行するのに期待されるスコア
グローバル企業や外資系企業では、TOEICのスコア700点を採用の基準にしている場合が多いです。700点以下の場合は書類審査の時点で弾かれるケースが多いですが、700点以上取っていれば足切りされることはほとんどないでしょう。
TOEIC700点は、通常の業務や日常における英語のコミュニケーションが問題なくできるレベルです。基本的な英語力は備わっているので、ビジネスシーンで英語を使いこなすことも可能です。しかし、多くの英会話が飛び交う会議に参加することは難しいでしょう。
一定の基準に達してはいますが、英語力を武器にしてグローバル企業に有利に転職できるわけではありません。最低限のレベルに達しているだけで、IT業界が未経験であるデメリットを上回っているとは言えないので注意が必要です。
【TOEIC800点以上】多くの外資系企業で条件を満たせるスコア
800点以上取得していると、英語でほとんどコミュニケーションができます。ビジネス英語を会話や文書で理解でき、ネイティブとの議論も問題ありません。部分的に理解できなかったり、伝わりづらかったりする場面はありますが、自分の意見をしっかりと相手に伝えて相手の意見を理解することができます。
IT業界未経験というデメリットを英語力でフォローできるレベルです。IT系の知識や経験を今後吸収していくことをアピールできれば、英語力を強みにしてグローバル企業へ有利に転職することも可能です。
ただし、大手外資企業などでは800点では足りず、860点以上が求められるケースもあります。そのような大手外資企業を目指すなら、もう少し英語力を磨けば希望する企業に転職できるでしょう。
【TOEIC900点以上】魅力的な人材として評価されるスコア
900点以上は最高レベルで、ネイティブと問題なくコミュニケーションできます。プレゼンも可能で複数人が意見を交わす会議にも問題なく参加できます。このレベルの英語力を持つ人材は、グローバル企業や外資系企業が求めるグローバル人材です。
転職時の書類審査から面接まで十分有利に働くでしょう。ただし、実際に転職した後も企業で英語力をさらに磨き続けることが求められます。
【英語×IT・エンジニア】未経験からグローバル求人へ転職する際のポイント
未経験からグローバルITエンジニア求人に転職するポイントは、3つのシチュエーションによってわかれます。
- すでに英語スキルがあり、IT・エンジニア未経験で転職する場合
- 英語スキルはないもののIT・エンジニアの経験はあり、グローバルな職場に転職する場合
- 英語スキルがなくIT・エンジニアも未経験の上で転職を目指す場合
どのシチュエーションであっても、IT・エンジニア業界のグローバル企業求人はこちらから探すことが可能です。
すでに英語スキルがあり、IT・エンジニア未経験で転職する場合
すでに英語スキルが十分備わっていて未経験でIT業界に転職する場合は、IT系の勉強をしつつ未経験歓迎の求人への応募をおすすめします。
IT業界未経験なら、IT知識の基礎から必要なプログラミング言語や開発ツール、開発環境などの知識を学ぶ必要があります。テキストで学ぶだけでなく、自宅のパソコンに開発環境を用意してコーディングや環境構築などやってみると勉強がはかどるでしょう。
WEBエンジニアに興味があるIT業界が未経験の方は、こちらの記事が参考になります。
英語スキルはないもののIT・エンジニアの経験はあり、グローバルな職場に転職する場合
英語スキルはないもののIT・エンジニアの業務経験があり、グローバル企業に転職する場合は、仕事をしながら英語の勉強を進めましょう。英会話教室に通う、通信教育を利用する、TOEICやTOEFLなどの点数を上げるなど自分に合った勉強法を試してみてください。
効率的な英語の勉強方法については、こちらのブログで詳しく解説しています。
▼英語の独学を継続するコツと効果的な勉強法3選/Bizmates Blog
英語スキルがなくIT・エンジニアも未経験の上で転職を目指す場合
英語スキルもIT経験もない場合は、どちらかの勉強からはじめましょう。いきなり両方のスキルをつけることは簡単ではありません。そのため、まずはIT系の勉強を進めてIT業界に入って経験を積み、英語のスキルを身につけてグローバル企業に転職するという方法がおすすめです。
英語ができれば未経験でもITエンジニアとして働ける!
IT業界が未経験であっても、英語スキルがあれば転職することは可能です。未経験でも応募可能な求人も少なくないため、自分に合った企業を探してみましょう。英語力があればさまざまなメリットを受けることができるため、TOEIC700点以上の点数を持っているのが理想です。
IT業界未経験で英語力を活かして転職したい人におすすめなのが、外国人ITエンジニア向けの転職サイト『GitTap』です。日本に住むグローバル環境で働きたい人のための転職サイトで、インド、日本、フィリピン、中国、バングラデシュ、ベトナム、アメリカなどさまざまな国籍の人が実際にGitTapを使ってIT業界に転職しています。さまざまな国と求職者にクリエイティブな環境で働ける求人を多数用意しています。英語力が求められるグローバルIT・エンジニア求人が多いため、未経験でも英語スキルを活かせる求人が見つけられるでしょう。
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