2024/6/10
転職したい外国人ITエンジニアが知っておきたい!ビザ・求職方法を徹底解説
日本では、近年ますます人口が減少しています。総務省の調査によると、2011~2020年の9年間で減少した人口は2,125,851人。2050年までには総人口が1億人を切る見通しで、労働人口の縮小が懸念されています。
なかでも人材不足が顕著なのがIT業界です。縮小する労働人口に対して、IT人材の需要は年々高まっており、2030年までには、最大で79万人のITエンジニアが不足するといわれています。
日本国内ではこうしたIT人材の不足を受け、政府を主導に多くの企業が外国籍ITエンジニアを採用し始めています。この傾向は今後も続く見通しで、外国籍ITエンジニアにとっては国内で転職がしやすい状況です。
本記事では、外国籍ITエンジニアが転職を成功させるために知っておきたいビザの手続きや求職方法、面接攻略法を紹介します。
参照:
外国人ITエンジニアの転職に必要なビザ手続き
技術・人文知識・国際業務
「技術・人文知識・国際業務」の在留資格は、勤務先が変わっても在留期間が満了するまで使用できます。
ビザを変更する必要はありませんが、転職から14日以内に出入国在留管理庁に「契約機関に関する届出」を提出しましょう。
また退職から3ヶ月以内に就職先が決まらなければ、ビザが停止される可能性があります。転職の意向がある場合、退職前から早め早めに転職先を探しておくと安心です。
高度専門職1号
高度専門職1号には、受け入れ機関が必須です。転職時に新しい受け入れ機関を見つけるか、技術・人文知識・国際業務への移行が必要になります。
外国人ITエンジニアの転職を成功させるポイント
求職方法や応募時期、面接準備は満足度の高い転職のカギになります。ここでは、日本での転職に有利な求職方法や転職時期、面接で準備しておきたい質問を紹介します。
求職方法
みなさんは転職を考えた際に、どんな行動を起こしますか?求人掲載サイトや転職エージェントを利用することが多いのではないでしょうか。
それらの転職サービスは、「専門性の高いスキルが求められる高給求人」「英語公用語企業の求人」などサービスによって、得意な求人分野が異なります。
求人掲載サイトや転職エージェントを選ぶときは、どのような分野の求人が多いか確認しておきましょう。自身の強みとマッチする求職方法を選択すれば、良い求人が見つかる可能性が高くなります。
担当者との積極的なコミュニケーション
満足度の高い転職活動には、企業担当者との積極的なコミュニケーションが必要不可欠です。
日本企業で働く外国人ITエンジニアは就職後、「人事評価の基準」と「外国人社員へのサポート」に不満を感じる傾向があります。
評価基準や各企業の外国籍社員へのサポートは、求人情報からではわかりにくいところがあります。応募時には担当者と積極的にコミュニケーションを取り、
・人事評価基準
・外国人社員が働きやすいマネジメント体制
・語学面のサポート有無
など気になる点を漏れなく確認しておきましょう。満足度の高い転職のために、大変重要なポイントです。
ビズメイツ株式会社が提供するGitTapは、外国人ITエンジニアに特化した転職プラットフォームです。専門性の高いスキルが必要とされる求人が多いのが特徴です。
「GitTap」上では、求職者と企業が、テキストや簡易ミーティングを通して気軽にコミュニケーションをとることができ、転職の失敗を防ぐことができます。スキル・経験に自信があり、新たなチャレンジができる企業を探している外国籍ITエンジニアにはおすすめのサービスです。
外国人ITエンジニアが転職しやすい時期
日本の大手求人サイト「doda」の調査によると、ITエンジニアの中途採用が最も活発になるのは9月~10月です。転職するには、この2ヶ月で重点的に転職活動を行うと良いかもしれません。
一方、12月は採用活動が少なくなります。この間の転職は比較的難しく、春にかけて徐々に採用活動が頻繁になるにつれ、転職活動がしやすくなります。
外国籍ITエンジニアの転職は、応募から入社まで約2~3ヶ月かかることが多いようです。採用活動のピーク期に合わせ、早めに履歴書や面接対策を終えておきましょう。
参照:
外国人ITエンジニアの面接でよくある質問
日本企業ではスキル・経験だけでなく、企業との相性や人柄を確認する質問も多くなっています。日本特有の面接に慣れていないとその場で戸惑ってしまうことも。ご自身のスキル・経験を十分担当者に伝えるためにも、何を聞かれやすいのか知っておくのが大切です。
チームワークを発揮した事例を教えてください
企業との相性や候補者の人柄を見極めるための質問です。日本企業では、特に社内・社外での人間関係構築力が重視されます。採用担当者は、外国籍ITエンジニアが社員と協力して成果に貢献できるかを見ています。
メンバーと協力して成果を成し遂げた経験を、「チーム内での役割」と「どのようにチームに貢献したのか」を含めて伝えましょう。
転職を希望される理由を教えてください
日本企業の中には、長期的な雇用を好む企業が多いのが特徴です。そのためこの質問には、採用後に同じ理由で退職する可能性があるか確認する意図があります。勤務期間が短いと企業にとってコストがかかるのも理由の一つです。
また採用担当者は、候補者が仕事に重視する項目も確認しています。ミスマッチを起こさないためにも、転職理由や仕事に重視していることを明確に伝えましょう。
外国人ITエンジニアの転職を成功させるポイントまとめ
今回は、外国人ITエンジニアが転職するときに必要な手続きや、転職を成功させるために知っておきたいポイントを紹介しました。
転職を成功させるには、各社の「人事評価方法」や「外国籍社員へのサポート制度」「外国籍社員への対応」を理解しておくのが重要です。求人情報からでは不明確なことも多いため、担当者に積極的に質問しましょう。
ご自身に適した求職方法も重要です。求人掲載サイトや転職エージェントが得意な求人分野を見極め、自身の強みとマッチするものを選びましょう。
GitTapは、外国籍ITエンジニア専用の転職プラットフォームです。専門性の高いスキルをもった求人が多いのが特徴です。
またチャットやプラットフォーム上でのミーティングなど、採用担当者と頻繁にコミュニケーションをとるための機能も豊富です。気になる点を気軽に質問し、満足度の高い転職ができます。GitTapの詳細は、下記ページをご覧ください。
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