英語を活かすIT系の仕事まとめ|必要な英語力や勉強方法とは

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IT系の業界で活躍するためにはIT知識やプログラミングなどの技術も重要ですが、英語力も非常に重要な能力の一つです。英語力があればIT系のさまざまな仕事に活かすことができ、仕事の幅を広げることができます。今回は、IT系の業界で英語が活かせる理由やIT系の業界で必要な英語力、英語の勉強法や英語を活かすことができるIT系の仕事について紹介します。


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IT系の仕事で英語を活かすことができる理由

英字新聞とボールペン


IT系の仕事で英語を活かすことができる理由には、以下の5つが挙げられます。


  1. 情報量が増える
  2. 多角的な情報収集ができる
  3. 仕事の幅が広がる
  4. 海外のIT技術の方が進んでいる
  5. 年収を上げやすい


IT系の仕事で英語を活かすべき理由①:情報量が増える

最先端のIT技術やサービスはアメリカやヨーロッパをはじめとする海外から日本へ浸透するケースが多いため、最新のIT系の情報は英語でしか得ることができません。最新情報が日本語に訳される頃には情報が古くなっており、英語の一次情報を直接確認した方が正確な情報を得られる可能性が高いです。


最新のIT知識や技術を得るためには、英語を使って海外の情報を吸収する必要があります。高い英語力があれば、それだけ多くの情報量を得ることができます。

参考:IT企業に就職するなら英語は必須!おすすめの勉強法もご紹介/Kredo Blog


IT系の仕事で英語を活かすべき理由②:多角的な情報収集ができる


有益な情報は日本語に翻訳されて発信されることもありますが、その情報について国内の複数のメディアが取り上げるとは限りません。そのため、情報を紹介している記事の内容にバイアスがかかっていたり間違った情報が含まれていたりすると、誤った情報を認識してしまうリスクが高まります。


しかし英語力があれば英語の記事で情報収集できるため、日本語の記事から取得した一面的な情報だけでなく、英語で書かれたさまざまな角度からの情報を得ることができます。情報収集能力に差をつけたい場合は、日本語だけでなく英語の環境で書かれた海外のさまざまな情報を確認することが大切です。


参考:英語を身に付けることで高まる情報収集の自由度について/LIBERTY


IT系の仕事で英語を活かすべき理由③:仕事の幅が広がる

英語を活かして仕事の幅が広がった人


英語が話せなければ日本人相手にしか仕事ができませんが、英語を活かすことができれば海外の担当者やクライアントとも仕事ができるようになります。海外拠点に開発業務を委託するオフショア開発の窓口も担当でき、海外赴任なども任せられるでしょう。英語を使えることで、仕事の幅が大きく広がります。


Bizmatesが実施した『グローバル人材のキャリアに関する実態調査』によると、業界問わず93.1%の人が「英語力が自身のキャリアに影響した」と感じています。72.3%の人がキャリアアップには英語力が必要だと感じおり、75.3%が「英語力があると仕事の幅が広がる」と感じているようです。英語とつながりの強いIT系の業界であれば、さらに英語を活かすことができると仕事の幅が広がるでしょう。


IT系の仕事で英語を活かすべき理由④:海外のIT技術の方が進んでいる


GoogleやAppleなど、IT系の業界はアメリカが最先端だと言われていますそのため、英語ができれば海外の最新技術をいち早く取り入れて、技術力の高いエンジニアを目指せるでしょう。英語を活かすことで、海外の優れた人材とチームを組むこともできます。海外レベルの知識や技術を身につければ、日本国内の人材と差をつけることも可能です。

参考:アメリカはIT最先端で日本はITが遅れてる?実情から両者の違いが生まれる背景まで分かりやすく解説します/Geekly Media

IT系の仕事で英語を活かすべき理由⑤:年収を上げやすい


IT系の業界で英語を活かすことができると、情報量が増えることで知識や技術が向上し、さまざまな仕事を任される可能性が高くなります。その結果、キャリアアップや年収アップにつながるのです。年収だけを見ると、年収700万円以上のビジネスパーソンの半数近くが日常会話レベルの読み書きが可能だと言われています。さらにおよそ半分の人事関係者が、英語力による収入の格差を感じているのです。

参考:【グラフで解説】英語が出来ると年収にこれだけの差があるって知ってた?/EnglishLab


仕事の幅を広げたり日本国内の人材と差別化を図ったりすることで、おのずと年収も上がりやすくなります。日本だけでなく海外企業へもチャレンジできるため、好条件で仕事を探しやすくなるのも英語を活かして働く魅力の一つです。


IT系の仕事で活かす英語力はどのくらいあれば良い?

英語力をいかして会議をする人


IT系の業界に英語力が必要だとはわかりましたが、どのくらいの英語力が求められるのでしょうか。ここからは、IT系の仕事を行う上で必要な英語力について解説していきます。


本格的な海外進出をしていない企業なら日常会話の英語力×専門の英単語

就職や転職を考えている企業が本格的に海外進出をしていない場合、英語検定3級レベルの日常会話の英語力が求められます。IT系の業界の場合は、IT系の仕事で使われる専門用語の英語の知識も必要です。


英語を使うシーンには、英文メールや英文資料、海外製サーバーやネットワーク機器のマニュアルを読むシチュエーションが挙げられます。特に英文マニュアルや海外の文献を読む機会は多いので、文献の意図や意味を正しく理解するための英語力を身に付けておきましょう。


参考:ITエンジニアに英語は必要ない?求められる英語力や勉強するメリット/アンドエンジニア

外資系や海外進出を狙う企業ならば「TOEIC800点以上」の英語力


外資系企業や海外進出をしている企業への就職や転職を考えているなら、「TOEIC800点以上」または「TOEFL90点以上」の英語力が必要だと言われています。グローバル企業で活躍するためには英文を読めるだけではスキル不足であり、海外の担当者や顧客と英語でビジネスレベルのやり取りができなければなりません。IT系の専門用語などを交えて、英語ネイティブと深いやり取りができる程度の英会話能力が必要です。


参考:外資系企業への転職に有利なのはTOEFL?TOEICとの違いを徹底解説/35ish


IT系の仕事で活かす英語力の勉強法

英語のニュースメディアを見て英語を勉強する女性


「IT系の業界で活躍したいけれど英語力がない…」という人も、ご安心ください。IT系の仕事で活かすことのできる英語力は、勉強次第で上達させるができます。ここからは、IT系の仕事で活かす英語力を得るための勉強法を3つ紹介します。


  1. 英語で書かれた情報を読む
  2. 映画を英語音声で観る
  3. 学習サービスを活用する


IT系で活かす英語力を高める勉強法①:英語で書かれた情報を読む

IT系の仕事で役に立つ情報の多くは、英語で書かれています。そのような情報サイトや文献を読むことで、自分の知識や技術を高めるだけでなく英語力を上達させることもできます。IT系の仕事で使われる英単語を覚えることも、メリットの一つです。


いきなり英語を読むのはハードルが高いという人は、一度日本語で読んだことのあるサイトや文献を読むのがおすすめです。日本語で内容を把握していると英語でも理解しやすく、英語の文章を読むことにも慣れることができます。


参考:エンジニアに重要な英語力とは?レベル別に英語勉強法を解説/Bizmates Blog


IT系で活かす英語力を高める勉強法②:映画を英語音声で観る


海外の担当者や顧客と英語で会話する必要がある場合は、リスニング力を鍛える必要があります。リスニング力を高めるのにおすすめの英語勉強法は、洋画を英語音声で観ることです。まずは日本語字幕で見て内容を理解し、英語の音声に慣れたら英語字幕に切り替えましょう。さらに慣れたら、字幕をオフにして音声だけで英語を観るとリスニング能力が向上します。

参考:英語字幕で映画を見て英語力を上げる方法とは?手順とオススメの映画も紹介/Bizmates Blog


IT系で活かす英語力を高める勉強法③:英会話を実践する


IT系の仕事で英会話が必要な場合、リスニング力だけでなくスピーキング力も必要です。スピーキング力を高めるためには、実際に英会話を繰り返して英語を話す機会を作りましょう。英会話教室や英会話カフェなどの学習サービスを活用すると、効率良く英語のスピーキング力をアップできます。「英会話教室に通う時間がない!」という人は、オンライン英会話がおすすめです。

参考:忙しい社会人のための3ステップの英語勉強法と使えるツール5選【継続のコツも解説】/Bizmates Blog


英語を活かすIT系の仕事8選

英語を生かしてIT企業で働く女性


ここからは、IT系の業界の中でも特に英語力を活かすことができるIT系の仕事を8つご紹介します。


  1. システムエンジニア(SE)
  2. プログラマー(PG)
  3. Webエンジニア
  4. Webデザイナー
  5. システム開発 / 製品開発 / 研究開発
  6. ITコンサルタント
  7. Webマーケター
  8. データアナリスト


それぞれの仕事でどのように英語力が必要とされるのか見ていきましょう。IT系の仕事探しには、IT業界に特化した『GitTap』がおすすめです。


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英語を活かすIT系の仕事①:システムエンジニア(SE)


システムエンジニアとは、システム開発プロジェクトの顧客調整や要件定義、設計などを担当する仕事です。プロジェクトマネージャーを担当する場合もあり、システム開発プロジェクトのリーダーや管理職としての役割を果たします。


システムエンジニアは海外の最新のIT知識や技術を常に取り入れなければ仕事にならないので、英語で書かれた最新情報を得るためにも英語力が必要です。それ以外にも、海外拠点で開発を行うオフショア開発の現場で海外の担当者との窓口になるため、英会話が求められるシチュエーションもあります。システムエンジニアについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。


▼【2022年版】市場で求められるITエンジニアの5つの職種


英語を活かすIT系の仕事②:プログラマー(PG)


プログラマーとは、システムエンジニアから引き継いだ設計書をもとに、コーディングやシステムテストを担当する仕事です。システムエンジニアと同様に、海外の最新のプログラミング技術や知識を得るために高い英語力が必要です。

海外のノウハウサイトで技術者と情報のやり取りを行う際などにも、英語のコミュニケーション能力が必要とされます。オフショア開発を行うときだけでなく、海外の担当者とのやり取りを行う際にも英語力が必要のため、英語を存分に活かすことができます。

参考:プログラマーに英語力が必要な理由とメリット、効果的な勉強法とは?/アンドエンジニア

英語を活かすIT系の仕事③:Webエンジニア

Webエンジニアとは、WebアプリやWebシステムなどの開発や運用を行う仕事です。Webアプリなどを開発し、ECサイトや企業サイト、Webツールなどさまざまなシステムやサイトを作成します。

WebエンジニアはWebアプリの開発に必要な英語のドキュメントを読んだり、海外のノウハウサイトでやり取りしたりします。そのため、IT専門用語が含まれる英文を読む力が必要です。


英語を活かすIT系の仕事④:Webデザイナー


Webデザイナーは、WebアプリやITシステムの画面設計や開発、運用を行います。ユーザーが見やすくわかりやすい画面や美しく魅力的な画面を作り出すことが求められる仕事です。

Webデザイナーも他の技術者と同様に、海外の最新技術に関するドキュメントやノウハウサイトを利用するので英語力が必要とされるでしょう。クライアントや社内エンジニアが多国籍の場合は、業務に関するやり取りを英語で行う必要もあります。

参考:Webデザイナーが英語を学ぶべき理由【元フリーランスが解説】/Kredo Blog

英語を活かすIT系の仕事⑤:システム開発 / 製品開発 / 研究開発

システム開発者・製品開発者・研究開発者とは、それぞれの分野の高度な技術や知識について研究しながら、より高いレベルを求めながら開発を行う仕事です。海外の最新技術を吸収する必要があるため、それなりの英語力が求められます。


海外の開発者と共同で開発作業を行ったり、学会などで海外の技術者や研究者の発表を聞いたりすることもあるでしょう。専門性の高い内容をプレゼンや議論したりするために、高度な英語によるコミュニケーション能力も求められます。


英語を活かすIT系の仕事⑥:ITコンサルタント

ITコンサルタントのミーティング


ITコンサルタントとは、高度なIT技術や知識を用いて企業にITに関するアドバイスやサポートを行う職業です。コンサルティング業務に必要な高度なIT技術や知識を吸収するために、英語の情報を読む必要があります。

海外の取引先や顧客を持つ場合は、英語でのコミュニケーションも欠かせません。その場合は、日常会話レベルではなくビジネスレベルの英語力が求められます。

参考:ITコンサルタントは理系が有利?英語力向上でさらに有利に!/LIBERTY

英語を活かすIT系の仕事⑦:Webマーケター

Webマーケターとは、Web広告やSNSなどを活用して企業のマーケティングを行う仕事です。Webマーケティングのためのツールやシステムを開発したり、アクセス履歴などのデータ分析をしたりすることもあります。


クライアントが国内企業の限りは、高度な英語力は求められません。ただし、海外の最新のWebマーケティング理論や技術を吸収するには英語力が必要です。


英語を活かすIT系の仕事⑧:データアナリスト


データアナリストとは、Web上にある情報などのデータの収集、分析などを行う仕事です。データ収集や分析のためのツールやシステムを開発することもあります。


データアナリストの業務は、国内だけでなく海外の最新情報やデータを集めることも多くあります。そのため、英語で書かれた文献やインタビューが読解できるほどの高い英語力が必要とされます。データアナリストなどの分析系の仕事について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

▼英語環境が整っている分析に携わる仕事5選|おすすめ求人メディアも紹介


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グローバル企業の会議で拍手をする様子

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英語を活かすIT系の仕事で活躍しよう!


IT系の仕事の場合、海外進出を行っていない日本企業で働くなら英語力は不要と思うかもしれません。しかし、IT系の仕事に就くには、海外の最新技術を吸収したり、海外製のサーバー機器やネットワーク機器のマニュアルを読んだりする必要があります。そのため、文章を読める英語力は最低限必要です。もし、外資系IT企業や海外進出をしている企業で活躍したいなら、TOEIC800点以上を取れるレベルの英語力を身に付けておきましょう。


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