英語を活かすWeb系の仕事7選!必要な英語力や理由、勉強法とは

英語を活かせる仕事としておすすめなのが、Web系と呼ばれる仕事です。Web系の仕事はディレクターからマーケターまでさまざまな種類のものがあり、どの仕事でも英語を活かすことができます。さらに仕事で英語を活かすことで、キャリアアップや年収アップにもつながります。

今回は、英語を活かす理由にWeb系の仕事がおすすめな理由英語を活かすことができる7つのWeb系の仕事仕事に活かすことができる英語力の勉強方法などについて解説していきます。英語を活かすことができるWeb系の仕事探しには、IT業界に特化した求人サイトの『GitTap』がおすすめです。


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Web系の仕事で英語を活かすことができる理由

語学量によって商談が成立した人

英語を活かすことができる仕事にWeb系の仕事がおすすめな理由には、以下の4つが挙げられます。


  1. 英語の情報が多い
  2. 多角的な情報収集ができる
  3. 仕事の幅が広がる
  4. 年収を上げやすい


英語を活かすべき理由①:英語の情報が多い

Web上のシステム開発やアプリ開発を行うWeb系の仕事は、技術や知識などの最新情報が英語で発信されることがほとんどです。IT最先端の国はアメリカであり、日本語に翻訳される頃には情報自体が古くなっていることも多いです。英語を活かすことで、Web系の仕事における最新情報をフレッシュな状態で得ることができます。たくさんの情報を取得・理解することで、仕事の質を大幅に高めることにもつながります。Web系の仕事について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。


▼Web系の仕事で外国人は働ける?おすすめできる3つの理由を解説


英語を活かすべき理由②:多角的な情報収集ができる


質の高い情報収集をするには、一つの情報ではなくさまざまな媒体が発信している情報を取り入れることが大切です。しかし、日本語に翻訳されているWeb系の情報は複数のメディアや媒体が取り上げることが少なく、偏った情報を得ることがあるかもしれません。英語が理解できていると、複数の情報源から情報を入手することができます。その結果、視野が広がり仕事に活かすことができる情報を抽出することができるでしょう。

参考:英語が読めないと情報収集で26倍損をする/みどりみちのブログ


英語を活かすべき理由③:仕事の幅が広がる


英語を活かすことで、海外のクライアントや関係会社とのコミュニケーションを密に取ることができます。日系企業であっても、取引先がグローバル企業の場合、外国人と接する機会は少なくありません。グローバル企業の場合は、一緒に働くスタッフに外国人のメンバーがいることもあります。英語が話せなければ、日本人だけのチームで日本人クライアントだけの仕事しかできません。しかし、英語を理解できれば、一緒に働くメンバーやクライアントを気にせずさまざまな仕事を受けることができます。


実際に、業界問わず90%以上の人が「英語力が自身のキャリアに影響した」と感じています。英語を活かすことで、海外赴任や外資系企業への転職など、選択肢も広がるでしょう。

参考:グローバル人材のキャリアに関する実態調査/Bizmates


英語を活かすべき理由④:年収を上げやすい


Web系の仕事で英語を活かすことができると、外資系企業のように給与水準が高い会社で働く可能性が高まります。外資系企業は、成果主義のところが多く優秀な人材を常に確保しているため、日系企業よりも年収が高い傾向にあります。英語を活かすことで就職先・転職先の選択肢が増え、年収が上がりやすいのです。社内に在籍したままでも、英語力を買われてWebエンジニアからWebプロデューサーに転向したするりなどキャリアアップを実現させることも可能です。

参考:外資系企業の年収は日系企業の約2倍!その理由を徹底解説/35ish


Web系の仕事で活かす英語力はどのくらいあれば良い?

TOEIC SCORE

Web系の仕事では、大きく分けて3段階の英語力が求められます。


  1. 日常的に使用する英語を理解できる
  2. Web業界で使用する英語を理解できる
  3. 「TOEIC800点以上」の英語力がある


それぞれのレベルについて詳しくご紹介しましょう。

日常的に使用する英語を理解できる

海外の関連会社やクライアントとやり取りを行う仕事に就く場合、日常会話レベルの英会話ができなければ会話のキャッチボールが成り立ちません。外国人からの信頼を得るためには、コミュニケーションを取るために使用する英語を理解する力が必要です。日常会話レベルの英語の目安は、英語検定3級レベルです。

参考:エンジニアに必要な英語力とは?おすすめ勉強法や頻出単語を紹介/産経オンライン英会話Plus

Web業界で使用する英語を理解できる

日常会話レベルの英語に加え、Web業界で使用するビジネス英語を理解できれば、Web系の仕事でより活躍できます。クライアントからの細かな依頼や指示を確認する場合や社内にいる外国人スタッフとスムーズに連携を取るためには、専門用語は必須です。単語だけでなく、よく使われるフレーズなども覚えておくと良いでしょう。


「TOEIC800点以上」の英語力がある

将来的に海外で活躍することを視野に入れているならば、目安としてTOEIC800点以上のスコアが必要な英語力の水準になります。TOEFLでは60点以上、英検では準一級もしくは一級以上の成績がTOEIC800点相当のスコアです。ただし、TOEICの点数が高くても実際に現場で英語を活かすことができなければ意味がありません。点数に執着せず、Web系の仕事で使える英語を身につけましょう。

参考:【英語】エンジニアにとってTOEICのスコアは何点必要?| 800点あれば転職にも有利!/SEのプログラミングと英語の勉強ブログ


英語を活かすWeb系の仕事7選

英字の経済新聞とガラスの地球儀

英語を活かすことができるWeb系の仕事には、以下の7つの仕事がおすすめです。


  1. Webディレクター
  2. Webプロデューサー
  3. Webプランナー
  4. Webデザイナー
  5. Webエンジニア
  6. Webライター
  7. Webマーケター


それぞれがどのような仕事なのか、どんな場面で英語と関わるのかを交えながら解説します。


英語を活かすWeb系の仕事①:Webディレクター

Web業界のプロジェクトにおいて、監督として指揮・管理を行う仕事です。クライアントの依頼内容を確認し、理想的なコンテンツを制作することが主な仕事の目的です。WebエンジニアやWebプランナーを組織に加えて、スケジュール管理などを行いマネジメントします。


海外のクライアントから依頼を受ける場合は、英語でコミュニケーションをとって要件定義を作成します。Webディレクターはクライアントと直接やり取りすることも多いため、海外のクライアントの場合はビジネスレベルの英語力を生かすことができるでしょう。グローバル企業ではWebエンジニアなどの技術者に外国人を招いている場合も多いため、スタッフと英語でコミュニケーションをとりながら仕事の内容を説明するシーンもあります。

参考:ディレクターがクライアントとのコミュニケーションで意識すべきこと/in-Pocket


英語を活かすWeb系の仕事②:Webプロデューサー

Webプロデューサー


Webサイトなどの制作をプロデュースする仕事です。Webディレクターとは担当するポイントが異なり、WebプロデューサーはWebサイトのコンセプトやターゲット層の決定や事業計画などサイト制作の前提となる要件を決定します。

事業計画の作成の際はAIやビッグデータを活用してマーケティングを行いますが、特に海外市場のマーケティングでは英語を翻訳する力が必要です。スタッフに外国人を加える可能性もあり、この場合は英語を使ってコミュニケーションを行うことが求められます。

参考:WebプロデューサーとWebディレクターってそれぞれどんな仕事?/COOSY BLOG


英語を活かすWeb系の仕事③:Webプランナー


Webサイトの制作にあたり、企画設計を担当する仕事です。クライアントから制作したいサイトのイメージを聞き取り、理想を叶えられるようにサイト作りの基盤を作ります。Webプランナーが立てた企画をもとにしてプロジェクトを進めるため、制作物のクオリティを左右する重要なポジションと言えるでしょう。


海外のクライアントから仕事を受注した場合、クライアントのニュアンスを細かく感じ取れるかどうかが制作物の出来栄えを左右するため、英語力は極めて重要です。チーム内に外国人がいる場合も、英語でコミュニケーションをとりながら仕事を行う必要があります。


英語を活かすWeb系の仕事④:Webデザイナー


Webサイトのデザイン設計を担当し、視覚的に美しくかつユーザーが使いやすいデザインを生み出す仕事です。デザイン設計だけでなく、自らプログラミングを行ってサイト制作に携わる場合が多く、デザインセンスに加えてコーディングなどの知識も求められます。

英語を活かす機会はほかのWeb系の仕事と比べるとやや少ないですが、グローバル企業で働くと英語を使う機会が多くなります。英語力があると、将来的に海外で働く選択肢も持ちやすくなるでしょう。フリーランスとして活躍する場合も、英語力があれば海外のクライアントを獲得することも叶います。

参考:Webデザイナーに英語は必要?/未経験からWebデザイナーへ!


英語を活かすWeb系の仕事⑤:Webエンジニア

Webエンジニア同士でパソコンを見ながら打ち合わせをする様子


Webサイトに関連するシステムとアプリの設計・開発を行う仕事です。設計・開発の内容をエンジニアが決めることはあまりなく、プログラミングによる作業が中心となります。ただし、会社の規模によってはデザイナーを兼任したり、自らマーケティングに参加したりすることも少なくありません。


プログラミングで使う言語は全世界共通で、仕事を通じて得た知識・経験は転職時にも高く評価されます。英語力があると、将来的にグローバル企業に転職するチャンスを広げることもできます。Webエンジニアは世界的に人材不足が続く仕事なので、スキルと英語力があれば海外進出も叶いやすいです。

参考:Webエンジニアの将来性が高い理由とは?転職方法や年収も解説/アンドエンジニア

英語を活かすWeb系の仕事⑥:Webライター

必要なテーマ・キーワードの抽出を行い、Webサイトやブログなどに掲載する文章を執筆する仕事です。Googleなどの検索結果でクライアントのホームページを上位に表示させ、Webサイトやブログへの流入数を増やす目的があります。


ITに関連する記事や、研究・医療などの分野においては、海外の情報や論文を和訳して日本語の記事を制作することがあります。そのため英語力がある人は仕事の幅を広げやすく、オリジナリティのある記事を制作できるライターとして評価されるでしょう。


英語を活かすWeb系の仕事⑦:Webマーケター


Webを中心としたマーケティングを行い、収集した情報を活かしながら広告戦略などに活用します。またWeb上などに出稿する広告を作成したり、SNSアカウントの作成・運用・管理を行ったり、SEOを改善させるためにライターと連携したりするなどあらゆる作業を担当する仕事です。


Webマーケターは英語が必須ではありませんが、海外で商品やサービスの販売を行っている企業や海外進出を目指す企業がクライアントの場合、英語を活かすことができます。Webマーケターに欠かせない最新情報を英語で得られることも、英語を活かすメリットです。

参考:Webマーケターが英語力を身につけるとキャリアアップにつながるのか/WEBMARKS

Web系の仕事で活かす英語力を付ける方法

英字新聞と手帳


Web系の仕事で活かす英語力を付ける方法は4つあります。

英語のメディアや本を読む

映画を英語音声で観る

英語で日記を書く

英会話を実践する


日常生活で意識するだけでも英語力を養えますので、コツコツと努力を重ねましょう。

英語力の勉強法①:英語のメディアや本を読む

英語のメディアや本を読むことで、リーディング能力が高まります。英文にも慣れるため、英語に苦手意識を感じている人にもおすすめの方法です。特に仕事と関連する分野のメディア・本を読むと、仕事に活かせる専門用語も自然と覚えられます。英語で書かれたテック系のニュースや技術書などを、積極的に読んでみましょう。


最初から英語の文章を読むのはハードルが高いという人は、一度日本語で読んだことのある内容のものがおすすめです。内容を理解しているため、英語に集中して文章を読むことができます。

参考:エンジニアに重要な英語力とは?レベル別に英語勉強法を解説/Bizmates Blog

英語力の勉強法②:映画を英語音声で観る

字幕付きで映画を見る女性


英語でのコミュニケーションに欠かせないリスニング力は、映画を使って養っていきましょう。洋画を見ることで、日常的に使われている言葉のフレーズや言い回しを知ることにもつながります。最初は日本語字幕付きで映画を観て、英語に耳を慣らしましょう。慣れてきたら英語の字幕に変え、最終的に字幕を外して視聴することで、リスニング力を段階的に上げることができます。

参考:英語字幕で映画を見て英語力を上げる方法とは?手順とオススメの映画も紹介/Bizmates Blog


英語力の勉強法③:英語で日記を書く


英語での要件書作成など、Web系の仕事にはライティング能力も必須です。英語で日記を書くことで趣味に関する話題などからはじめると興味を持ちやすく、楽しみにながら英語のライティングを続けられるでしょう。少しずつ語彙を増やしたり、仕事で使える専門用語を交えさせたりすることもおすすめです。

参考:英語日記による4つの学習効果と2つのメリット|書き方のポイント・例文も紹介!/Bizmates Blog


英語力の勉強法④:英会話を実践する

英語を実際に使うためには、英会話の実践が最大の英語勉強法です。英会話教室や英会話カフェなどの学習サービスを活用して、英語を話す機会を作りましょう。「英会話教室に通う時間がない!」という人は、オンライン英会話がおすすめです。自宅にいながら、英語で話す環境を作ることができます。


英語を活かすWeb系の仕事で活躍しよう!

グローバル企業でのミーティング

英語を活かす仕事を探す場合、Web系の仕事がおすすめです。Web系なら日常的に英語と接する機会が多く、英語力を活かすことができます。特にグローバル環境の会社で働くことで、英語を使う機会が増えるでしょう。

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