2023/5/9
グローバル環境でWeb系の仕事をする人のあるある16選を紹介!
グローバル環境でのWeb系の仕事は日系企業とは違った特徴があり、思わず「あるある」と感じるエピソードも多いでしょう。仕事に関する「あるある」は、すでにグローバル環境でWeb系の仕事をしている人が共感するだけでなく、これからグローバル環境でWeb系の仕事をしたい人にも参考になるはずです。この記事では、社風・環境・業務の3つの分野におけるグローバル環境×Web系のあるあるを紹介します。実際に働いている人が抱きやすい仕事の「あるある」を確認して、自分に合った仕事かどうかを判断しましょう。
グローバル環境でのWeb系の仕事探しには、グローバル環境求人に特化した求人サイト『GitTap』がおすすめです。IT業界に特化しているため、Web系の仕事を効率良く探すことができます。
グローバル環境でできるWeb系の仕事とは?
グローバル環境とは、3つに定義される環境のことです。
- 日本以外の国でもビジネスをしている
- 外国籍の人がチームに在籍している
- 日本語以外の言語を使う機会がある
参考:【IT・エンジニア求人】英語を活かすグローバル環境求人の定義とは/GitTap
そんなグローバル環境におけるWeb系の仕事には、以下の7つが挙げられます。
- Webディレクター・Webプランナー
- Webプロデューサー
- Webデザイナー
- フロントエンドエンジニア(コーダー)
- バックエンドエンジニア
- Webライター・SEOディレクター
- Webマーケター
まずは仕事の内容から見ていきましょう。
【進行・指揮】Webディレクター・Webプランナー
Web制作のプロジェクトを指揮してスケジュール通りに進行させる仕事です。Webディレクターは現場のスタッフに指示を出しスケジュール管理や進行管理を、Webプランナーはクライアントとのやりとりや具体的な企画を行います。WebディレクターがWebプランナーを兼任するケースも多く、現場監督としてプロジェクトを完成に導くのが主な役割です。Web系の仕事では外国人メンバーがいることもあり、グローバル環境の現場も少なくありません。
参考:WEBプランナーってどんな仕事?WEBディレクターとの違いを知りたい/note
【進行・指揮】Webプロデューサー
Web制作全体の責任者であり、チームメンバーのアサインや予算の管理、プロジェクトの計画書の作成などプロジェクト全体の立案・計画をする仕事です。プロジェクトの大枠を決めるまでが主な仕事で、それ以降の作業はWebディレクターに任せることもあります。ただし、プロジェクトの責任はWebプロデューサーが負う必要があります。Webディレクター・プランナーと同じく、グローバル環境になりやすいWeb系の仕事の一つです。
参考:WebプロデューサーとWebディレクターの違い/AI drops
【作業】Webデザイナー
PhotoshopやIllustratorなどのソフトを使い、Webサイトやコンテンツのデザインを担当する技術者です。おしゃれなデザインを追求するだけでなく、ユーザー視点に立った使いやすいサイトを作るスキルが求められます。
参考:Webデザイナーとは?仕事内容・なり方・将来性などをくわしく解説/デジタルハリウッド大学
【作業】フロントエンドエンジニア(コーダー)
デザイナーが制作したデザインを、HTMLなどのコードを使って組み立てていく技術者です。「コーダー」と呼ばれることもあり、Webエンジニアの中では未経験でも就職しやすい仕事です。コードに使われるプログラミング言語は世界共通のため、近年では日本で働く外国人フロントエンジニアも増加しており、グローバル環境が増えています。
参考:3倍に増えた外国人ITエンジニアの背景や採用状況を解説/G Talent Blog
【作業】バックエンドエンジニア
システムの構築や整備、サーバー管理・構築といったユーザーからは見えない作業を行う仕事です。コーダーと比べてより深い知識が求められるため、上級者向きの仕事だと言えます。フロントエンジニアと同じく、外国人エンジニアが多いグローバル環境の仕事です。
参考:【転職】日本企業が求めるバックエンドエンジニアとは/G Talent Blog
【作業】Webライター・SEOディレクター
Webサイトに掲載する記事を制作する仕事です。SEOディレクターは検索数が多いキーワード等を調べて記事のテーマを決め、Webライターはそれに沿った記事を作成します。
【作業】Webマーケター
アクセス解析により課題を発見し、SEO施策や広告運用を見直す仕事です。既存サイトの改善を図るだけでなく、Webディレクターなどと一緒にサイトの立ち上げに関与することもあります。
参考:Webマーケターとは?仕事内容からフリーランスの年収例まで徹底解説!/SEOタイムズ
【社風・環境編】グローバル環境でWeb系の仕事をする人のあるある9選
ここからは、実際にグローバル環境でWeb系の仕事をする人が感じる「あるある」を見ていきましょう。まずは、「社内・環境」に関する「あるある」です。
- 日本語がほとんど話せない人が多い
- きちんと言葉にしないと伝わらない
- 時差への配慮が必要
- 働き方・働く場所が自由
- 年齢ではなく実力が評価される
- 多様な意見が飛び交う
- 有給休暇や長期休暇を取りやすい
- 日本の祝日は休みにならない
- 社内イベントが多い
会社によって異なるため一概には言えませんが、グローバル環境のWeb系の仕事をする際の参考にしてみてください。
社風・環境のあるある①|日本語がほとんど話せない人が多い
グローバル環境でWeb系の仕事をしている人に多いあるあるが、言語についてです。グローバル環境は外国人が多いため、基本的に英語が必須なことが多いです。社内公用語を英語に変更するグローバル環境の企業も増えており、日本語を挨拶程度でしか話せないスタッフと接することもあるでしょう。海外文化で育った人が多く、「同僚の名前をニックネームで呼ぶ」といった日本では珍しい文化に直面することもあるかもしれません。
参考:社内公用語を英語にする企業が続出!簡単に取り組める方法を紹介/VoicePing
社風・環境のあるある②|きちんと言葉にしないと伝わらない
国によって異なる文化も、グローバル環境の企業で働く人のあるあるの一つです。グローバル環境の企業の場合、日系企業で当たり前とされる「察する」「空気を読む」といった文化が通用しない場合があります。グローバル環境で日本人と一緒に働く場合は、思っていることを言葉にして伝えたりストレートな表現を選んで発言したりしないと、円滑なコミュニケーションをとれないかもしれません。
参考:相手に空気を読むことを期待するな! グローバル化への早道 トヨタのカイゼンから学ぶ/信元夏代のスピーチ術
社風・環境のあるある③|時差への配慮が必要
さまざまな国に展開しているグローバル環境企業の場合、時差に対するあるあるも見られます。日本にはない「サマータイム」が導入されている国もあり、そのような国のメンバーとの会議や打ち合わせは、時間が混乱してしまう人もいるようです。クライアント先が他国の場合、時差に配慮しないとどちらかが深夜や早朝など非常識な時間帯に働くことになってしまいます。
社風・環境のあるある④|働き方・働く場所が自由
グローバル環境の企業によくあるのが、働き方や働く場所が定められていないということです。育児中に出勤時間を短縮させたり、フレックス制で働いたりするなど自分に合った働き方を選びやすい点が、グローバル環境で働くメリットだと言えます。完全テレワーク制を採用しているグローバル環境の企業の場合は、違う国にいても働くことができます。
参考:日本に居ながら海外の会社にリモートワークで働いていい給料をもらう方法/ジャバ・ザ・ハットリ
社風・環境のあるある⑤|年齢ではなく実力が評価される
グローバル環境は実力主義である企業が多く、日系企業のような年功序列の傾向はほとんどありません。20代など年齢が若くても実力に見合った評価を下されやすいので、早い段階から高年収を目指しやすいでしょう。日本の会社と比べると、女性も平等に出世しやすい環境であることもあるあるの一つです。
社風・環境のあるある⑥|多様な意見が飛び交う
グローバル環境で働くと、仕事中に多様な意見が飛び交うことが多いです。日本人のように遠慮する価値観は少なく、立場関係なく意見をするのが当たり前となります。さまざまな国や文化で育ってきた人が集まっているためいるため、多様な価値観の意見に触れることができるでしょう。そのため、異文化に対して柔軟性が高い人が多い点がグローバル環境で働くあるあるです。
参考:グローバル人材育成 英語より大事な『異文化コミュニケーション』とは/Lightworks BLOG
社風・環境のあるある⑦|有給休暇や長期休暇を取りやすい
海外では有給休暇や長期休暇を取得するのは当たり前なので、日本の企業よりも休暇を取りやすいです。むしろ休暇が少ない人=効率良く働けていない人」と判断される場合が多く、休暇が多い人ほど評価される可能性もあります。
参考:外資系などのグローバル人材、4人に1人「年15日以上」の有給消化/ROBERT WALTERS
社風・環境のあるある⑧|日本の祝日は休みにならない
グローバル環境の一つである外資系企業の場合、休日・祝日は親会社がある国のカレンダーに従うのが一般的です。そのため、日本独自の休暇であるゴールデンウィークや年末年始などに休めない場合があり、家族や友達と休暇を合わせられない可能性があります。休暇のシステムが異なることも、グローバル環境で働くあるあるだと言えるでしょう。
社風・環境のあるある⑨|社内イベントが多い
社内イベントが多く、内容も派手になりやすいのも特徴的です。スタッフとのエンゲージメントを高める目的でイベントを開催する企業が多く、企業によっては海外で表彰式などのイベントを行うケースも見られます。
参考:外資系企業から学ぶ社内イベントの価値。表彰式とモチベーションの源泉/GROWS
【業務編】グローバル環境でWeb系の仕事をする人のあるある7選
グローバル環境でWeb系の仕事をする場合、業務においても以下のような「あるある」が挙げられます。
- 最新の技術や情報を収集し続ける必要がある
- ほかの職種との関わりが多い
- 顧客都合で仕事の進捗が遅れやすい
- 納期に追われることが多い
- 深夜に対応が必要なこともある
- 無理な要望を言われることがある
- 仕事が属人化しやすい
社風・環境のあるあると同じように企業や職種によって異なりますが、参考にしてみてください。
業務のあるある①|最新の技術や情報を収集し続ける必要がある
フロントエンドエンジニアなどが活躍するWebコンテンツ市場のトレンドは変わりやすいため、現在持っている技術や知識はわずか数年後には時代遅れになっている可能性があります。Web系の仕事でエンジニアとして活躍したい人は、最新の技術や情報を収集し続ける必要があります。
参考:フロントエンドエンジニアがつらいと言われる5つの理由【失敗談あり】/フリーランスのミカタ
業務のあるある②|ほかの職種との関わりが多い
グローバル環境で活躍できるWeb系の仕事には大きく7つの種類がありますが、それぞれの職種との関わりが深いことが業務面でのあるあるの一つです。Webコンテンツはチーム一丸となって作るため、ほかのエンジニアの作業が遅れると自分の仕事まで遅れる可能性があります。反対に自分の仕事が遅れると全体の作業を遅延させてしまう恐れもあるため、責任感が求められるでしょう。
参考:プログラマーがチームで働く上で大事なことは何?【メンターが回答】/TechAcademyマガジン
業務のあるある③|顧客都合で仕事の進捗が遅れやすい
顧客都合で仕事の進捗が遅れやすい点も、グローバル環境におけるWeb系の仕事のあるあるの一つです。特にWeb系の仕事は急な仕様変更などを命じられる可能性もあり、予定通りのスケジュールでプロジェクトを進められない場合があります。グローバル環境でクライアントが海外の場合、日本のようにきっちりスケジュールを守ってくれないこともあるでしょう。
参考:締め切りの約束を守らない外国人の「本音」/東洋経済オンライン
業務のあるある④|納期に追われることが多い
Web系の仕事の多くは、納期に追われることが多いといった特徴があります。上記のような急な仕様変更が納品前に起こると、納期に追われ残業や休日出勤になることも少なくありません。グローバル環境の場合クライアントが海外になることも多く、時差の関係で納期の調整を誤ると納期に追われることもあるでしょう。
参考:システムエンジニアはきついのか?調査で明らかになった現役SEの本音/SAMURAIENGINEER Blog
業務のあるある⑤|深夜に対応が必要なこともある
システム開発や運用に急な変更・トラブルが生じた場合は、緊急の対応が求められる場合があります。状況によっては深夜の対応を求められることもあるのが、グローバル環境のWeb系の仕事に共通する悲しいあるあるの一つです。
業務のあるある⑥|無理な要望を言われることがある
Web系の仕事のあるあるとして挙げられるのが、クライアントを優先する体制です。ときにはクライアントや営業担当者から無理な要望を言われることもあり、そのような要望に応えるために無茶をせざるを得ないこともあります。SEOやWebマーケティングの知識が少ないクライアントも多く、技術的に不可能な依頼・要望を言われるかもしれません。
業務のあるある⑦|仕事が属人化しやすい
Web系の仕事では、スキルのある人に業務が集まる属人化が起こりやすいです。特に日本のWeb系の仕事は人材不足の状況が続いており、十分な経験を持たずに現場へ組み込まれる人材もいるため、ベテランの従業員に負担がかかってしまいます。
参考:Web系エンジニアがきついと言われる理由7選|向いている人いない人の特徴/Acrovision
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グローバル環境でWeb系の仕事にチャレンジしてみよう!
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