外国籍ITエンジニア向け!面接ポイントとよくある質問集

日本の大手人材紹介会社dodaによれば、ITエンジニアの中途採用面接では

  1. 第一印象
  2. スキル
  3. 経験
  4. 受け答え

が重視されています。

外国籍ITエンジニアの中には、第一印象や受け答えが合否に影響することに不安を覚える方がいらっしゃるかもしれません。しかし日本の面接は書類選考より審査が厳しくなく、しっかり準備しておけば高い確率で合格できます。

本記事では外国籍ITエンジニアの方向けに、日本の面接でよくある質問や知っておくべきマナーを徹底解説します。事前準備を念入りに行い、ぜひ日本での就職・転職チャンスをつかんでください。

目次



日本の面接マナーをおさらい

身だしなみ

日本企業の面接ではフォーマルなビジネススーツを着るのが一般的ですが、IT業界は他業界と比べ、服装の自由度が高くなっています。オフィスカジュアルで面接を受けられる会社も多いようです。

オフィスカジュアルとは「ビジネスシーンに適した私服」です。シャツやブラウスにジャケットやカーディガンを羽織るなど、フォーマルな印象を与える服装を心がけましょう。

ズボンをはく場合、黒・茶・紺など落ち着いた色のベルトを着用します。スカートなら素足は避け、肌の色に合ったストッキングを着用します。

バックはA4のファイルが入る、手持ち式が適切です。靴は落ち着いた色の革靴やパンプスを選びます。スニーカーやサンダルなどは不可です。靴下は必ず着用しましょう。

オフィスカジュアルの画像

受け答え

面接官に好印象を与える受け答えには、いくつかポイントがあります。まず話し方ですが、「結論→理由→結論」で答えます。例えば志望理由を聞かれたら、「理由は3つあります。1つ目は~」と論理的に伝えます。

また質問の意図を的確に理解し、相手が知りたい情報を付け足しながら回答するのもポイントです。面接官が理解しやすいだけでなく、ビジネスコミュニケーション力を評価してもらえます。

表情や声の大きさ・トーンも重要です。話し手の印象は55%が視覚情報、38%が聴覚情報、残りの7%が話した内容により決まるといわれます。面接では声の大きさやトーンの明るさに気を配りましょう。

姿勢も候補者の印象を決める一つの視覚情報です。求職者の姿勢を気にする面接官は意外と多いので、座っているときは背筋を伸ばし、背もたれにもたれかからないようにしましょう。

【外国籍ITエンジニア向け】日本の面接でよくある質問集

質問の画像

外国籍ITエンジニアへの面接でよく聞かれる質問をまとめています。慣れない日本の面接でも、念入りな事前準備をすれば高い確率で合格できます。答え方のポイントを踏まえ、何を話すか決めてから面接にのぞんでみてください。

自己紹介をしてください

ご自身の経験やスキルを踏まえ、応募先企業にどう貢献するかを面接官に伝えるのがポイントです。面接官にご自身の強みを端的にアピールしましょう。内容は2~3分で簡潔にまとめます。

日本では「スキル重視」や「人柄重視」など企業によって求める人物像が大きく異なります。企業リサーチをかかさず行い企業が求める人物像を確認して、面接官にささる内容を事前に考えておきましょう。

志望動機を教えてください

面接で必ずといっていいほど聞かれるのが、志望動機です。自己紹介と同様、企業リサーチを念入りに行うのがポイントです。

応募企業の業界内のポジションや事業の強みを踏まえ、「他社ではなく自社を選んだ理由」が面接官に伝わるようにしましょう。また、面接官は話し方から求職者の熱意を見ています。相手の目を見て自信をもって話しましょう。

下記ページでは、志望動機の答え方をさらに詳しく解説しています。志望動機は事前に準備して置ける質問の一つです。すらすら話せるまで練習してから、面接にのぞみましょう。

日本企業の面接対策3弾!志望動機の質問への答え方【外国人の就職・転職】

転職・退職理由を教えてください

面接官は「求職者がすぐ辞めないか」や「仕事への熱意」を確認しています。転職・退職を決断した理由を明確に伝えましょう。

理由があいまいな転職・退職はマイナスな印象を与えること少なくありません。転職・退職の理由を明確に伝えて、向上心が高い人材であるとアピールするのが大切です。

一番の成功体験・失敗体験を教えてください

面接官が確認したいのは、求職者の問題解決能力です。成功体験では「どのように目標を設定して、達成するために何をしたのか」を伝えます。

また、失敗体験では「失敗から何を学び、次はどうするのか」や「改善策を実行したか、その結果がどうだったのか」を話しましょう。

成功・失敗要因と得られた学びを再度振り返り、応募先企業でも再現できると面接官にイメージさせるのが大切です。

外国籍ITエンジニア向け!日本企業の面接のポイントとよくある質問まとめ

まとめの画像

海外の企業と比べると日本では人物重視の採用が多く、面接で第一印象や受け答えが重視される場合があります。もちろんエンジニアの採用ではスキルや経験が欠かせません。しかしそれに加え、面接マナーや日本語コミュニケーション力が備わっていると転職が成功しやすいといえます。

一方で日本国内のITエンジニア不足は、技術力重視の採用を後押ししています。大手企業を中心に技術力重視で採用し、日本語力を採用に加味しない企業も増えています。

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