株式会社オークネット|持続的な成長を叶える組織づくり! カギは「未開拓」の外国籍人材採用【導入事例インタビュー vol.2】

♯グローバル

♯転職

♯Web系

♯エンジニア

♯IT

常務執行役員/CTO 樋口 康弘 氏(左)

German Guisado Lopez 氏(右)



GitTap / G Talentでは、グローバル人材の採用を通じて、多くの企業様を支援させていただいております。エンジニアの採用がますます困難になる中、注目されているのが「グローバル採用」です。しかし初めての取り組みで、なかなか導入まで踏み切れない企業様も多いのではないでしょうか。


本特集ではGitTapを活用してグローバル人材の採用を行っている先進企業様の取り組みをご紹介いたします。第2回目となる今回は、株式会社オークネット様のCTO樋口様にお話を伺いました。



株式会社オークネット様

「すべての価値あるモノが地球規模で循環する社会」を目指して、中古車、中古デジタル機器、中古バイク、ブランド品、花き、中古医療機器など世界60カ国以上・38,000社以上にわたる企業が取引するオンラインオークションを運営。および、流通に付随するサービスを幅広く提供。


常務執行役員/CTO 樋口 康弘 氏

大学卒業後から今日に至るまで、事業会社のシステム部門で様々なシステムにかかわる業務に従事。業界も製造、教育、金融、流通と幅広く経験。約5年前にオークネットに入社し、メインサービスであるオークションシステムを始め、全社のシステム関連業務を統括。

外国籍人材採用の第一歩とこれまでの歩み


どのようなきっかけで「GitTap」を導入いただいたのでしょうか。

外国籍人材の採用に関して、ベトナム人材に特化した新卒向けサービスを既に活用していたため、中途向けのサービスとして「GitTap」を導入することになりました。


新卒で採用したベトナム人の方たちは、母国を離れて挑戦しているので、向上心が非常に高く、日本人の学生や若手社員にとっていい刺激となっていました。そのような影響を踏まえて、中途での外国籍採用も前向きに考え始めたタイミングでGitTapさんからお声がけがあり、グローバルに特化した中途採用サービスはまだ利用していなかったことから、検討しました。


また、新卒採用は各国の大学と連携するサービスを導入しているのですが、入社前後のフォロー工数がかなり必要です。

一方で、中途採用は必要なスキルを保有した優秀な方がいた場合、フォロー工数が新卒採用より少ないこともあり、幅広い国籍の方が登録している「GitTap」を導入することにしました。


なぜ新卒採用から外国籍エンジニアの採用を開始されたのでしょうか。

事業成長を加速させるため開発組織を内製化する必要があり、長期的かつ持続的に成長する組織を目指して、国内外からの採用に注力していました。

しかし、国内新卒は総合職のみの採用実績しかなく、エンジニア職の母集団形成に課題を感じていたところ、たまたまベトナムに特化した新卒採用サービスからお声がけをいただいた事がきっかけでした。


まさにDX部門の体制変更があったタイミングで、人事部長と相談し、海外の新卒エンジニア職採用はDX部門主導で、「自由度の高い採用活動」ができるようになりました。その中で、未開拓の外国籍採用に目を向けることになり、お声がけがあった「ベトナム」は国策としてIT人材育成を強化している印象もあったため、始めることにしました。

「GitTap」なら他にない出会いを見つけられる

実際に「GitTap」を導入して、よかったポイントを教えていただけますでしょうか。

「GitTap」は「国内外の優秀な外国籍エンジニアを採用できるプラットフォーム」として展開しているため、日本在住のエンジニアだけでなく、これから日本で働きたい海外在住者にまでターゲットを広げることができます。

そのため、他経路ではなかなか出会いにくい方と出会える点は使ってよかったと感じています。


実際、今回GitTap経由でご入社いただいた当社初のヨーロッパ出身のエンジニアは、元々海外在住者でした。

日本ではまだ就業経験がなかったですが、母国ですでにエンジニアとして大活躍されており、自社採用ページや、利用させていただいている既存の採用サービス経由ではなかなか出会うことができなかった人材だったと思います。


日本ではまだ就業経験がない方の選考に対して、不安な点はありましたか。

経験スキル、語学力は十分なレベルに達していました。社内公用語は日本語のため、打ち合わせや資料作成においてビジネスレベルの日本語が求められますが、面接やテストを通じて問題なく意思疎通ができると判断しました。


しかし、文化・価値観等の違いもあり、日本人社員とうまく合いそうな方なのか、日本の環境に馴染むことができるかどうかは、言語以上に気にかけて面接を行っています。

「文化の違いを超えてくれる仲間」と出会いたい


日本の環境に馴染むことができるかどうか、具体的にはどのように判断されていますか。

日本での滞在経験がある場合は、その時のお話を聞いて判断します。 「日本についてはどのように感じているか?」「なぜ、日本で働きたいのか?」といった質問を重ねて、物事の見方やこだわりがあるポイントを確認しました。 


加えて、弊社は「チームとして協働する」ことを大事にしているため、会話の端々で「個人プレーより”和”や”協調性”を重んじているのか」など、発しているキーワードや話の構成から判断していました。

私個人として、この価値観に関しては、意外と日本人の選考でも同じように行うため、「外国籍の方には、新たに質問を用意する」などの必要はあまりないと考えています。


今回入社された方は、すべてオンラインで選考を行ったのですが、画面越しでも「日本が好き」「日本に来たい」「日本で働きたい」という気持ちが伝わるくらい強い意志を持たれていた印象です。また、会話を通して「”和”を重んじる」価値観などが弊社のメンバーと近いことも高く評価させていただきました。



今回、初めて日本で働かれる候補者の方が入社するまでに、心がけられた点を是非聞かせてください。

今回に限らず、選考過程が「スピーディー」かつ「柔軟」である点は心がけています。例えば、候補者の熱量を下げないために、時差があっても24時間以内の返信を意識し、優秀な方に関しては、選考フローを柔軟に変更しています。 この柔軟さを実現できたのは、DX部門がエンジニア採用の舵を取るようになったことが大きく影響していますね。


その次に、航空券や寮の手配、入社後の役所手続きのサポートも行いました。

ひとりふたりと外国籍の方の採用を積み重ねてきた結果、提供できている支援だと感じています。


また、組織全体では、外国籍の方が社内で孤立し、早期離職につながらないように、「複数名採用」をする方針を取っています。


孤立に関しては同じ文化・言語の日本人の中でも、「エンジニア」独特かもしれませんが、近いスキルがないと孤立する傾向があるため、国籍がどこであるか以前に、「エンジニア」にとって居心地が良い環境を整え、選考過程で丁寧に伝えるようにしています。


思い切って実行してみることで外国籍採用の道が開けていく

外国籍人材の採用を検討されている企業様に向けて、一言いただけますでしょうか。

当社も実際に入社するまでは「環境に適合してもらえるのだろうか」など不安を抱えていましたが、実際に入社してもらった今、思っていた以上に日本人メンバーとも仲良く、また楽しく働いてもらうことができていると感じます。思い切って実行してみることで外国籍採用の道が開けていくと思います。



おわりに

GitTap / G Talentでは、グローバル人材の採用活動を支援しております。お気軽に弊社までお問合せください。


件名:GitTap / G Talentについての問い合わせ

宛先:info@gittap.jp

担当者名:GitTap / G Talent営業担当者



株式会社オークネット様の求人票は以下をクリック

(2024年6月時点)

‐【リーダー候補/一部リモートOK】オークションプラットフォームを生み出すフロントエンドエンジニア

‐【リーダー候補 / 一部リモートOK】オークションプラットフォームを支えるバックエンドエンジニア

‐ AWSエンジニア/AWSの経験を積める