今、外国人ITエンジニアが日本で働くべき4つの理由

今回はグローバルに活躍することを目指すITエンジニアが日本で働くことのメリットとデメリットについてまとめました

ITスキルを活用して世界で活躍するならどの国がベストでしょうか?その選択肢として日本を考えたことはありますか?今、日本で活躍する外国人ITエンジニアが急速に増えています。日本で働くことにはどんな魅力、そして懸念点があるのでしょうか。

言葉も文化も違う国、日本。この記事では、日本での雇用機会、職場とくらしの魅力や文化の違いについて紹介します。日本で働くことを考えている人には、この記事がきっと大きなヒントになるはずです。

これまでは考えたことのなかった人も、これがきっかけになって新たな人生の扉が開くかもしれませんね。逆に自分向きではないと気付く人もいるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。

1. 最大の魅力: IT技術者への高い需要/給与/安定性

望むポストが手に入りやすい「売り手」市場

日本ではITエンジニアの不足が問題になっており、外国人専門家の需要が高まっています。経済産業省の予測によると、2030年までに41万人から790,000.1人のIT要員が不足するということです。

高齢化による労働力の減少や専門技術のあるITプロフェッショナル不足が原因でデジタル化を急ぐ市場の需要に追いつかないのです。その結果、他の先進諸国と比べても、求人市場はかなり売り手市場で、大企業、中小企業、ベンチャー企業のいずれでも、好みのポジションを比較的見つけやすい点が特色です。

日本語が得意でないと日本での就職は難しいように思えるかもしれませんが、多くの企業が外国人労働者に対応するために職場環境を強化しています。日本企業は外国人エンジニアに門戸を開き、積極的に採用するようになってきています。

価値の高い「雇用の安定」

現在、日本での平均給与は約690万円で、勤続年数につれ給与が上昇する傾向となっています。日本の終身雇用についてはよく知られています。これは変わりつつありますが、依然として日本は雇用が安定している点で他国より優れていると指摘する外国人は多いのです。

日本ではITエンジニアの平均給与は比較的高い水準ですが、例え給与額が初めはそんなに高くなくても、安定した雇用であれば仕事を通じたスキルアップも見込めるため、長期的に見てメリットが高いのです。

参照:

注意すべきこと:日本の職場文化の特色

残業のイメージ画像

経済成長を支えた日本人の勤勉さはよく知られていますが、今でも労働時間は他国よりも長時間になっています。長時間労働や残業を当たり前と考える職場もあります。「ブラック企業」という言葉は、従業員の忠実な労働倫理を利用した抑圧的で搾取的な労働環境を指します。

一方でワーク・ライフ・バランスのための職場環境を整えている企業も多くあります。外国人のITエンジニアが残業を強いられたという話はあまり聞かれませんが、心配なら社員に事情を聞く機会があれば良いでしょう。

GitTapなら、外国人ITエンジニアが日本企業の採用担当者とダイレクトに繋がれます。詳しくはこちら

他に外国人が日本企業でよく感じることとして、他の文化圏よりかなりチーム志向な点です。また結果よりもプロセス重視、形式主義的、ミクロマネジメントだと感じる人もいます。

これらの特色は、自国の文化と比較して許容できる場合も難しい場合もあるでしょう。昼夜を問わず街を歩いているときも安心です職場の文化多様性や社風によって程度や特色にはかなり差がありますので、気になる点は事前に確認する方がいいでしょう。

2. 「言語の壁」は問題か

日本語を知っていることは大きな強みですが、知らなくても仕事に支障のないポストもあります。しかし、多くの外国人が言葉を知らないと日常生活で困ることがあると証言しています。

銀行口座の開設、電話などの契約、その他の生活上で生じる問題の解決にも、ある程度日本語を知っているか、ネイティブの助けが必要です。日常の活動やコミュニケーションでも英語が通じずにイライラすることがあるという人もいます。

バイリンガルの経営陣や同僚は、日常生活の中で言葉の壁を乗り越えるための素晴らしいリソースです。困っている外国人を見ると助けたい、という親切な日本人も多いのです。

しかし日本語が分かれば生活が楽になることは間違いありません。特に日本で長く働きたい、と思うなら、日本語を習得すると就職先の選択肢の幅も広がるでしょう。

3. 日本でのくらし

安心、安全、便利でクリーン

日本の治安は良く、犯罪指数は現在世界で2番目に低くなっています。現金の入った財布を落としても戻ってくるという、よく聞かれる噂は決して「神話」ではなく、実際にある話です。昼夜を問わず街を歩いているときも安心です。さらに、日本の公共交通機関は他国に類を見ないほどクリーンで効率的でかつ便利です。

また、世界でも有数の医療制度がリーズナブルな価格で利用できます。世界の医療ランクでは10位で、診療所や病院で提供されるサービスは迅速、効率的、かつ良質です。すべての居住者は毎月の健康保険料を支払い、患者の負担は医療費の30%となっています。助成制度も充実しており、また治療費には毎月の上限が設定されています。

生活費は、他の先進諸国の大都市と比較して高価ということはありません。例えば住居費は、かつて世界一だといわれた東京でも、現在はニューヨークやボストンなどの米国の主要都市、ロンドン、パリなどの欧州主要都市、香港、シドニーなどに大きく差をつけられています。さらに通勤手当や住居費の補助がある企業もあります。

4. 人生のクオリティ

中には日本の豊かな文化や自然に惹かれたことがきっかけとなって、日本への移住を決める人もいます。食べ物がおいしい、外食が楽しい。温泉、アウトドア、アニメ…、何かしらお気に入りが見つかるでしょう。

異文化を楽しむのに、日本はうってつけです。趣味を見つけると、それが入り口になって日本への理解が広がりますし、かけがえのない経験、思い出を築くことができます。

5.まとめ

エンジニアの仕事探しイメージ画像

基本的には日本は安心で安全な生活を送れ、家族連れにも向いています。またITエンジニアにとって、キャリア開発や、より高額の給与を獲得するチャンスがあります。しかし日本に限らず、世界各地にはそれぞれ独特の文化習慣があります。ショックを受けたり、感動したり、どちらの可能性も秘めています。

多くの問題は適切な職選びにかかっています。外国で働く人々が直面する問題は、就職先を正しく選択することによって大幅に軽減できます。より幅広く、かつ適切な選択肢を把握し、企業側との十分なコミュニケーションを通じて、職場のチームのサポートがしっかりしていて、働きがいのある、自分に合った職場を見つけてください。

日本における外国人ITエンジニアの仕事探しはGitTapがオススメ。詳細はこちら

The post 今、外国人ITエンジニアが日本で働くべき4つの理由 first appeared on GitTap BLOG.